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【医師監修】尖圭コンジローマ(コンジローム)の症状や治療法について

あおぞらクリニック 理事長 内田千秋

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「誰にもバレずに」検査&治療する方法

 

尖圭(せんけい)コンジローマは非常に感染力の高い性感染症で、男女問わず20代を中心に多く発症しています。性行為をする機会があれば、コンドームを使っていても感染してしまう可能性があるので「自分には関係ない」と思わず、体に異常があればすぐに病院へ行くことが大切です。主な症状や治療法について説明するので、ぜひ参考にしてください。

尖圭コンジローマの原因と感染経路

尖圭コンジローマの原因となるのは「HPV(ヒトパピローマウイルス)」という、ヒトだけに感染する病原菌です。約100種類と非常に多くの種類があるウイルスなのですが、その中の「良性型HPV(低リスク)」と呼ばれる6型と11型がこの病気の主な引き金となります。

しかし、中には高リスク型(16型、18型)に感染することもあり、この場合は将来的にがんを発症する可能性が高まるので注意が必要です。

主な感染経路は性行為ですが、皮膚や粘膜の小さな傷口からでもHPVが侵入するため、コンドームでカバーしきれない部分(陰茎の根元や肛門など)から感染する可能性があり「きちんと避妊具を使っているから大丈夫」とは言い切れません。また、オーラルセックスによって口や喉に感染すれば、その部分にも症状があらわれることがあります。

さらに、非常に稀なケースではあるものの、温泉やプールなどの公共施設で感染する可能性もゼロではありません。同じ湯や水に浸かるだけならまず大丈夫なのですが、直接肌が触れ合えば感染することもあるので、特に風邪や妊娠などで免疫力が低下している時には十分に気を付けてください。

HPVは性行為の経験のある女性の50~80%が一度は感染すると言われているほどポピュラーなウイルスであり、決して特別な性感染症ではありません。免疫力が高ければ自然に治ってしまいますが、発症して悪化を招くケースもあるので、安全な性行為を心がけるようにしましょう。

尖圭コンジローマの潜伏期間

尖圭コンジローマはHPVに感染してからすぐに発症するわけではなく、約3週間~8ヶ月(平均で約2.8ヶ月)の潜伏期間を経てから症状があらわれるようになります。

そのため、いつ、どこで、誰にうつされたのかが特定できないケースも少なくありません。

尖圭コンジローマの主な症状

<男性の場合>

男性が尖圭コンジローマに感染すると、陰茎や亀頭、陰嚢、包皮の内側(包茎の人は感染しやすくなります)、肛門の内側や周辺、尿道口などに、ニワトリのとさかや乳頭によく似た形のイボがあらわれます。色はピンクや茶色で、悪化するとイボが固まってカリフラワーのようになることも。

ほとんどの場合痛みやかゆみはありませんが、治療せずに放置するとどんどん増えるため、射精や排泄がしにくくなることがあります。また、HIVの感染率が高まったりするので、早めに治療を始めるようにしましょう。

▼症状が良く似たブツブツについて

男性の場合、亀頭周辺にできた「フォアダイス」や「陰茎真珠様丘疹」と呼ばれるブツブツを尖圭コンジローマと勘違いする場合があります。

しかし、これらのブツブツは性病ではないのでパートナーに感染することはなく、特に治療を受ける必要もありません。

自分で見分けるのは困難なので「性病かも?」と悩む前に、一度専門医に診てもらいましょう。

 

<女性の場合>

女性の場合も、同じような形のイボが大小陰唇、膣、子宮頚部、肛門やその周辺などに発生します。HPV高リスク型の場合は、膣内部や子宮頚部にできたものは後にがんに発展する可能性があるし、HIVのリスクも高まるので、やはり早期発見・早期治療が重要です。

特に、女性の陰部は外から見えにくいので注意が必要。性行為をする機会のある人は、時々鏡を使ってチェックする習慣をつけたり、性病科や婦人科で膣鏡を入れてもらって検査すると良いでしょう。

尖圭コンジローマの検査方法

尖圭コンジローマは特徴的なイボができるので、ほとんどが肉眼的に診断できますが、診断が困難な場合は、組織を採取して病理学的検査を行うこともあります。

他には、綿棒で患部を拭って核酸検出法にて診断する方法もあります。

 

<何科を受診すれば良いのか>

尖圭コンジローマは、性病科、皮膚科、泌尿器科、婦人科などで検査や治療を受けることができます。患部を診察する必要があるので、なるべくプライバシーに配慮してもらえる施設を選ぶと良いでしょう。

また、病院では自費診療と保険診療のどちらかで検査や治療を受けることになりますが、保険を使うと費用の負担が安く済むものの、カルテに記録が残ったり、会社や自宅に健康保険のお知らせが届いたりするので、誰にも知られたくないという時には少々リスクが高いです。

自費診療なら受付で名前を呼ばれることもないし、記録が残る心配もないので、匿名で検査や治療を受けたい人に向いています。

 

<保健所でも検査できるの?>

HIVや梅毒など、保健所では多くの性感染症についての検査を原則無料(一部、有料の施設もあり)で受け付けていますが、尖圭コンジローマは保健所で調べてもらうことはできません。

 

<郵送の検査キットは使える?>

郵送の検査キットは誰にも会わずに性感染症を調べることができて非常に便利なものですが、尖圭コンジローマに関しても検査は可能です。

HPVには、イボの原因となる低リスク型と、がんを引き起こす可能性のある高リスク型がありますが、それぞれを検査できるキットが販売されているので、心配な方は一度調べてみると良いでしょう。

 

あおぞら研究所オンラインショップ

https://www.webkensa.com/

 

検査キットは通信販売で購入し、男性なら綿棒やブラシを亀頭周辺にこすりつけ、女性なら膣内に綿棒やブラシを挿入して何度か回すことによって病原菌を採取します。後は検体を検査センターに郵送し、結果を待つだけです。

結果はスマホやパソコンから確認することができるし、検査も匿名で行えるので、プライバシーはしっかり守られます。。

 

 

「誰にもバレずに」検査&治療する方法

尖圭コンジローマの治療方法

 

診察や検査の結果、尖圭コンジローマに感染したことが明らかになると、塗り薬を使った治療を始めます。主に使われているのはイミキモドクリーム(商品名:ベセルナクリーム)で、ウイルスに対する免疫力を高めて増殖を抑え、感染した細胞を障害することで症状を鎮め、再発を抑える作用があります。

<使い方>

1日おき、週に3回使います。

塗布後、6~10時間そのままにしてから洗い流す必要があるので、就寝前の使用がベスト。塗り忘れてしまった場合は次の日の就寝前に使いますが、2日連続にならないよう、次の使用までに1日空けるようにしてください。

 

<イミキモドクリームの使用に関する注意点>

・使用前と使用後は、石鹸でよく手を洗う。患部も清潔な状態にしておく。

・皮膚の赤みや腫れ、ただれ、表皮のはがれなどがあらわれやすい薬なので、あまり症状が強い場合はすぐに洗い流し、医師に相談する。

・膣口や尿道口付近に使用する際は、イボだけに塗るように注意する。誤って周辺に塗ってしまうと、痛みや腫れで排尿困難に陥ることがあり、粘膜には使用できません。

・包茎の場合は、毎日皮を反転させてきれいに洗うこと。

・ゴム製品の破損の原因になるので、コンドームに付着しないように気を付ける。また、皮膚障害を防ぐため、パートナーの皮膚に付かないようにする。

・薬を塗った部分が日光に当たると、かゆみや色素沈着などが起きることがあるので注意する。

 

「誰にもバレずに」検査&治療する方法

尖圭コンジローマの外科的治療

尖圭コンジローマの治療法には、塗り薬を使うものの他に「電気焼灼(でんきしょうしゃく)」「炭酸ガスレーザー」「液体窒素療法」「外科的切除」などがあります。それぞれについて詳しく説明するので、参考になさってください。

 

<電気焼灼>

局所麻酔をした後、高周波電流を流したメスでイボを焼く治療法です。表面だけを焼いても再び症状が出てきてしまう可能性が高いので、広い範囲を深く焼灼する必要があり、これによって手術痕が残るケースもあります。

 

<炭酸ガスレーザー>

局所麻酔をした後、炭酸ガスレーザーで皮膚表面を蒸散させ、イボを取り除いていきます。レーザー照射の際、周辺の部位にウイルスが拡散してしまうことがあるため、別の方法でイボを取り除いた後の再発防止策として使われるケースも多いです。

 

<液体窒素療法>

「凍結療法」とも呼ばれ、イボの治療には比較的よく使われる方法です。マイナス190~196度の液体窒素の中に綿棒を入れて染み込ませ、これを患部に当てて急激に冷やすことで異常組織を壊死させます。

何度も治療が必要だったり、再発を繰り返したりしやすいというデメリットがありますが、広範囲に使用でき、小さいものであれば1度で完治させることもあります。

 

<外科的切除>

イボの根元に麻酔をしてから、リング鉗子という特殊な器具(はさみの刃の部分がリング状になっているような形のもの)でイボを切除する方法です。深い層まで切除してから電気メスによって焼灼を行えば、再発のリスクを減らすことが可能となります。

イボの数が少ない場合は1~2週間ほどで回復し、手術痕も残らない場合が多いですが、手術中に出血がみられるため、電気メスなどを使用して止血する必要があります。

尖圭コンジローマは放っておいても自然治癒する?

尖圭コンジローマは、HPVに感染しても必ず発症するわけではなく、HPV自体は、いなくなることもあります。しかし、多くの場合、放っておくと悪化するので、異常に気付いたら早めに検査や治療を受けるようにしましょう。

万が一、高リスク型(16型、18型)に感染した場合はがんを発症することもあるので「そのうち治るだろう」と軽く見るのは危険です。

 

また、尖圭コンジローマは免疫力が低下していると発病しやすいので、生活習慣を整えたり、ストレスをためないようにしたりすることも大切。こまめな体調管理で発病を防ぎましょう。

 

「誰にもバレずに」検査&治療する方法

尖圭コンジローマの完治の目安とは

尖圭コンジローマは非常に再発率の高い病気で、治療を終えてから3ヶ月以内に約30%の人が再発すると言われています。ですから、完治するまであきらめず、根気よく治療を続けることが大切。その間の性行為は避け、パートナーにも状況を説明して、診察、検査や治療を受けてもらうようにしましょう。

尖圭コンジローマが完治したかどうかの目安は、1年間1度も再発がみられないこと。完全に治ったと思って安心していたら、潜伏期間を経てまた出て来てしまったというケースも多いので、イボができていた周辺の皮膚をよく観察して、新しいイボができていればすぐに治療するという行為をひたすら繰り返します。

イボの数が多いと大変ですが、必ず治る病気であるというのは確かなので、医師と二人三脚で頑張りましょう。

妊娠中に尖圭コンジローマに感染していることが発覚したら?

妊娠中に性感染症に感染していることが分かると非常に不安になりますが、基本的に胎児に影響することはありません。

ただし、産道付近にイボができていれば出産時に感染し、赤ちゃんが尖圭コンジローマや「若年性再発性呼吸乳頭腫症(喉にイボができ、気道が狭くなる病気)」を発症する可能性もゼロではないので、早めに治しておきましょう。

もし、赤ちゃんが感染して発症した場合、再発の危険に脅えながら何度もイボを取り除く手術を受けなくてはならないといった厳しい状況に置かれる危険性があるので、絶対に放置しないようにしてください。

治療法ですが、妊婦さんの場合は、薬の影響を避けるため外科的治療を選択する場合が多いです。早期発見のためにも、妊婦検診をきちんと受けることが大切! また、パートナーが感染していればそこからまたうつる可能性もあるので、一緒に検査や治療を受けるようにしましょう。もちろん、2人とも完治するまで性行為は厳禁です。

尖圭コンジローマは潜伏期間が長い! 性行為の仕方に注意して感染を防ごう

いかがでしたか? 尖圭コンジローマはウイルス(HPV)に感染しても必ず発症するとは限りませんが、感染力は非常に高い病気です。
しかも、痛みやかゆみを伴うことが少なく、潜伏期間が長いので、いつ誰かにうつされたり、うつしてしまったりするかが分かりにくいという特徴があります。性行為をする相手には信頼できるパートナーを選び、できるだけ感染を防ぐようにしましょう。

 

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